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たくさんの命を救える母子健康手帳
『母子健康手帳』の存在は知っていたけれど、じっくり見たことはなかったので、とても良い機会でした。母子健康手帳に書かれている項目は、母体についてよりも子どもについての項目が多いことが分かりました。また、母体についても子どもについてもとても細かく、異変が起きた時にすぐに気づけるようにしてあるのだと感じました。正直、私は母子健康手帳を使った記憶は全くありません。たまに母子健康手帳を母に見せてもらうということでしか使ったことがありませんでした。しかし、母に話を聞くと思い出深いものだということが分かりました。妊娠中は体調を崩しやすいと思うので、病気や異常があった際は診察をして治す。そして、それは「いつどういった症状だったのか」を確認できます。自分だけでは分からないことも「母子健康手帳があったから助かった」という人もたくさんいると思います。子どもを産むということはとても大変で1人では成し得ないことです。だからこそまわりのサポートが必要不可欠だと思うし、母子健康手帳はすごいものだと改めて認識しました。母子健康手帳は母親と子どもの健康を守るという役割もしているけれど、記録に残すことで思い出話をしたり、見返すこともできるなと思いました。日本では母子健康手帳が普及していて、母親や子どもへのサポートが手厚いけれど、世界で見ると母子健康手帳を使用していない国はとても多いということを最近知りました。日本では、母子健康手帳が主流になっていて、あることが当たり前で、ないということに疑問を抱くかも知れません。しかし、世界ではないということが当たり前なのだと思います。日本は母子健康手帳が作られて、母親や子どもの健康について以前よりも考えられるようになりました。そのお陰で助かった命も数え切れないくらいあると思います。だからこそ、母子健康手帳が世界でも主流になって、たくさんの命を救っていってほしいです。
(オフィス総合コース 2年)