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2021.11.17

妊娠・出産・子育ての背景

まず歴史を調べて学んだのは、母子手帳が今は母子健康手帳という名称になっているということ。すごく前から母子健康手帳という名称になっているが、それ以前の母子手帳の名称で知られていることの方が多いと思う。私たちの年齢ではまだ妊娠、出産をした経験がある人の方が少ない、一般に母子手帳と言われることが多いという理由があると思われる。

今の母子健康手帳には父親の名前が併記できたりと変わってきている。それは育児が母親ひとりが担うものではなく、父親の協力も欠かせないものであり、育メンの時代もある。とても良い傾向だと思う。ニュースを見ていると育児放棄、虐待が取り上げられていることが多い。本当にそのようなニュースは見たくないし、まだ小さいのにと思うばかりだ。そして、今は10代の妊娠が増えているということ。望んだ妊娠ではなく相談が多いということ。私はこの母子健康手帳について調べる課題を機にはじめて見た。これを見て望まない妊娠や虐待は本当にあってほしくないと思った。私の母子健康手帳には、毎月病院へ行き検診を受けている記録もあり、お腹の中にいるときからきちんと育ててもらっているんだなと思った。生まれてからもつかまり立ちをするようになったなど色々な記録もされていた。これを見て、もっと命を大切に生きようと思ったし、産んでくれたことに感謝しなければいけないと思った。そして、今こうして見返すことができていて、その時のことがしっかりわかるのも親のおかげだなと思った。母子健康手帳にいろいろなことを記録していくことで親も健康でいれたのかと思うと母子手帳の生みの親である本学の瀬木さんには感謝と、素晴らしさを感じた。

もしも将来、私にも子どもができたときにはしっかりと記録を残し、その時の健康状態を管理することはもちろん、子どもが大きくなった時には一緒に見て、この時はこうだったと話したいと思った。オンライン化が進んでいる世の中だが、母子健康手帳は紙のままであってほしいと感じた。

(オフィス総合コース 2年)

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