TOP>新着情報一覧>赤ちゃんとお母さんを繋ぐもの

新着情報

News

2023.03.13

赤ちゃんとお母さんを繋ぐもの

母子健康手帳はどのような経緯で出来たのか、皆さんは知っているでしょうか。

本学の創設者である瀬木先生が、昭和22年に初代母子衛生課長に就任しました。母子の存在を切り離したものとして考える世の中に不安を抱き、妊娠から出産の過程を記録する「妊産婦手帳」を作りました。

私の母親は、私がお腹にいることを知った時、とても嬉しい気持ちでいっぱいになったのと同時に、自分と私の心配をしたそうです。しかし、私の成長を記録していく母子健康手帳のおかげで、検診の度に体重が増え身長が大きくなることを知れてとても安心したそうです。

母子健康手帳は、妊娠中だけではなく出産後の検診でも使われていると聞き、とても驚きました。生まれてからの成長も記録し、予防接種等を受ける時にも使われるそうです。

現代の当たり前を作るにはとても時間と労力がかかると思いました。赤ちゃんとお母さんを繋ぐものが母子健康手帳なのだと感じました。

(バイター)

©All Rights Reserved. 愛知みずほ大学、愛知みずほ短期大学、愛知みずほ大学大学院