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調べて初めて知ったこと
この調べ学習を通して、母子健康手帳にはさまざまな項目が記載されていることを知りました。今までの私にとっての母子健康手帳とは、妊婦さんが持つもの、子どもの成長を記録するもの、婦人科の先生が使用するもの、などという大雑把なものでした。ですが調べていく中で、他にも多くの内容が書かれていることや、内容の変化など、歴史があることを知りました。
妊娠中の経過や出産時の状態、小学校入学までの発育状態、予防接種の記録、他にも市区町村が必要と判断して記載する妊娠中の注意点や育児のアドバイスなどのページがありました。医師や保健師が書き込むページとは別に、保護者が自由に書き込めるフリースペースがあることも知りました。一般的な母子健康手帳は6歳までの成長を記録できるのに対して、20歳まで記録できる母子健康手帳もあるようです。既往症や予防接種の記録ができるため、大人になって別の病気にかかってしまった際の治療方針を決める重要な情報として活用することができ、とても重要な役割を果たしていることが本当にすごいと感じました。
また、父親の育児への参加を啓発する内容が含まれるようになったことや、便色の確認のページがつくられたこと、妊娠中の経過の欄を見開きで見られるようになったことなどから、見やすくなるようにと工夫が加えられていることを知り、新しくなるにつれてどんどん進化し、使いやすくなっているのを感じました。
母子健康手帳は、健康教育だけでなく、サービスや支援の役割も果たしていることを知った上で、自分の母子健康手帳を見てみました。自分がどのように成長しているかであったり、妊娠中の母親の健康状態の変化などを見ることができ、すごく興味が出てきました。将来保育者として社会に出た時、この学習を活かしながら、保護者や子どもの支援や援助ができるように行動していけたらと改めて思いました。
(m)