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2021.06.23

母子健康手帳の進化

母子健康手帳は、昭和17年から始まった妊産婦手帳から現在の母子健康手帳になるまでの歴史を知る良い機会になりました。母子健康手帳には妊娠・育児に関し必要な物資の配給その他妊産・早産を防止するほかに、妊娠および分娩時の母体死亡を軽減することができることを知りました。妊産婦手帳から母子健康手帳になるまでの名称の変化がたくさんあることを知りました。名称の変化に伴い、内容の変化もされていることがわかりました。最初は出産の状況や妊産婦・出産児の健康状態だけが書かれている手帳でしたが、名称が変わるにつれ記入される事項が増え、お母さんが安心して子供を産めるような手帳へと進化していると思いました。母子健康手帳には妊娠中、出産、新生児、そして乳幼児、それぞれの時期を超えて母子をサポートする役割があることを知りました。母子健康手帳について調べてみると妊娠中の妊婦さんにとってとても大きな存在で大切なものなんだなと思いました。今はお母さんだけでなく、お父さんも母子健康手帳にかかわるようにする取り組みが沖縄県で行われており、母子健康手帳から親子健康手帳への改名など男の人にも親になるという自覚を持つようにしていて、全国にもこの取り組みが広まってほしいなと思いました。男の人も関わることによって妊娠中の妊婦さんも安心するのではないかなと思いました。もし自分がお母さんになって母子健康手帳を使用する時が来たら、子どもが20歳になった時に今までの成長記録として渡したいなと思いました。

(養護教諭コース 2年)

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