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2022.05.30

母子健康手帳について

『母子健康手帳』の使い道は、母親が自分の事や子どものことを記入し、健康診断に使用したり、予防接種の記録をしたりするだけだと私は思っていました。しかし調べてみると、『母子健康手帳』にも歴史があることを知りました。まず、『妊産婦手帳』が交付されたのが太平洋戦争中で、戦中、戦後直後の混乱期であることにとても驚きました。また、手帳を持つ人が物資の配給を優先的に受けられるなど、仕組みとして機能していたことに少し安心した気持ちになりました。ここから戦後も断続され、今に繋がっていると思うと凄いなと感じました。

改めて自分の『母子健康手帳』を見てみると、母子健康手帳についての説明・妊婦の健康状態等・妊婦の職業と環境・妊娠中の経過・出産の状態・出産後の母体の経過・妊娠中と産後の歯の状態・母親学級受講記録・保護者の記録・早期新生児期の記録・食事・新生児・育児のしおりなど、記録する所がたくさんあったり、子どもの基本的なことが記載されていたりするという事を、初めて知ることが出来ました。母子健康手帳は年々変遷され、親になるお父さん、お母さんを安心させてくれる物であるのだなと思いました。

学生のうちに『母子健康手帳』のことを深く知ることができ、保育者になった時、自分が親になった時、しっかりと『母子健康手帳』の意味を知った上で使用する事が出来るなと思いました。『母子健康手帳』のことを学ぶことが出来てとてもよかったです。

(ちびまる子)

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