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2022.10.07

母子にとって必要不可欠なもの

今回私は、母子健康手帳について調べて多くの事を感じることが出来ました。

妊娠期から乳幼児期までの健康に関する重要な情報が一つの手帳で管理されています。妊産婦・乳幼児は、健康であっても急激に状態が悪化することがあるため、特に保健上の配慮を要します。また乳幼児期の健康は、生涯にわたる健康づくりの基盤となります。そのため母子健康手帳は、母子にとって大切な情報源であり、必要不可欠なものであると改めて感じる事が出来ました。

母子手帳(後の母子健康手帳)の生みの親は、昭和35年に本学の学園理事長・短期大学長・校長に就任した瀬木三雄医学博士です。この母子健康手帳が作られたおかげで、日本は母子の死亡率が低い国の一つになっています。

また母子健康手帳は、現在世界が力を入れているSDGsにも繋がることが分かりました。SDGsの目標③は、「妊娠や出産することにより亡くなる女性を減らすこと」「生まれたばかりの赤ちゃんと5歳未満の子供が亡くなることを減らすこと」であり、母子手帳の目的と重なります。2022年現在、母子手帳はアジア・アフリカを中心に、世界50か国以上の国や地域で使われるようになっています。その多くの国々で、この2つの目標を達成するための役割を母子手帳に期待しています。それほど、母子手帳は注目されているのです。

私も子供が出来て育児をする時に、母子健康手帳を活用し、素晴らしさを実感したいです。

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