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思い出や人の思いも込められている
私が母子健康手帳について調べてみて感じたことについて述べる。
まず、私が母子健康手帳について調べる中で感じたのは「母子健康手帳にはこんなにも多くの記録がつまっていたのか」ということである。今まで母子健康手帳を自ら関心を持って開き読むということは無かった。しかし、今回の調べ学習を通して、母子健康手帳に母体のこと、子どものこと、どちらも多くの記録項目があり、自分が生まれるまでの母の記録や生まれてからの記録、いつ・どんな病気になったのか、何ができるようになったのか、予防接種のことなど、多くの情報や成長が記録されていることを知り、関心を持つことが出来た。こうして、妊娠・出産・小児など各時期の母子について多くのことが記録されているため、成長の中で住む場所や病院が変わってしまっても母子健康手帳があることで一貫性のある対応をしてもらえるということにも感動した。また、病院の問診票や、学校の健康調査票などの記入の際にも利用されており、母子健康手帳は子供が6歳まで成長したところで役割を終えるのではなく、成長過程の色々な場面に繋がっているものなのだなと感じた。
次に、母子健康手帳の役割について感じたことを述べる。前述したように、母子健康手帳は母子について多くの項目を記録することのできる手帳である。しかし、それだけが役割ではなく、母子健康手帳は、思い出も一緒に記録されており、その中に、家族や周りの人の思いも込められているのだと母へのインタビューを通して感じた。
今回の調べ学習を通して、今まで考えたことのなかった母子健康手帳の役割について考えることができた。この先、私自身が子どもを授かり母子健康手帳を使う機会が訪れたら、今回の学びを活かして大切に記録していきたい。
(食物栄養専攻 2年)