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2022.11.09

今と未来をつなぐ手帳

母子健康手帳について調べる中で、母子手帳が10年ごとに内容改定されていることを知り、私の母子手帳だけではなく母や兄弟の母子手帳も見せてもらった。

母の母子手帳は、昭和50年に地元の自治体から発行されたもので、自治体名、両親の名前と住所、出生年月日、出生体重、健康診査の記入欄が乳児期(3ヵ月)と幼児期(3歳)の2か所と予防接種の接種記録、最後にメモ欄といった、とてもシンプルな内容のものだった。メモ欄には、既往歴やアレルギーなどが丁寧に書いてあり、母が大人になってから接種したであろう予防接種の記録も残されていた。

私や兄弟の母子手帳には、母子の基本的な情報のほか、妊娠が分かった時の母の気持ちや家族の反応、1歳になるまでの毎月の健康診査の記入欄があり、その欄内には便や授乳について細かく記入するところがあった。

母の母子手帳と私や弟の母子手帳は、根本こそ変わっていないものの中身には大きな違いがあり、その時代に合わせて変化していると感じた。

母子健康手帳の記入は、女性が母親になるための最初の仕事だと私は考え、生まれてくる子供たちの未来に残る大切な記録だと感じた。私が妊娠する頃にはまた、内容が大きく改定されていることだと思うので、子供のために丁寧に記録するべきだと思う。

(老いぼれピーチ)

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