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2022.12.12

母子健康手帳のさまざまな活用法

母子健康手帳には、妊娠中と出産後の母体の経過や出産時の母子の状態、月ごとあるいは1歳から6歳までの健康調査、予防接種などの記録だけでなく、子どもの身体発育曲線や母親(両親)学級の受講記録のページもあり、大変わかりやすくかつ事細かに母子の健康状態や子どもの成長状況が書かれているので、いざという時に活用しやすいと感じた。また後半のページには、妊娠中の保健指導や「育児のしおり」という子育てについてのアドバイスが数ページにわたって記載されており、子どもの安全や栄養についてのことなど、まるで教科書のように、子育てをするにあたっての指導や注意事項などが詳しく書かれていた。これらのことから、ぜひ父親になる男性も一緒に母子健康手帳を熟読すべきであると感じた。

予防接種時や健康診断時以外にも、急に母親や子どもの体調が悪くなってしまった時に、なにか原因となるものがないか調べることができると思った。また、子どもが成長した時に親子で一緒に見返すことで、子どもに妊娠や性についての興味を持たせることや、教育として役立てることができると思った。この気づきから、母子健康手帳はさまざまな面で活用することができると感じた。

したがって、自分が母親になった際には、積極的に活用していくことを心掛けながら、父親である夫や子どもと母子健康手帳を読みたいと思う。また、養護教諭になった際に、母子健康手帳について指導する機会があれば、この調べ学習を生かして、児童生徒に母子健康手帳の詳しい内容や活用法(使い方)などを教えていきたい。

(M.T)

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