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2021.05.28

改めて知る“生命の大切さ”

私は今まで、母子健康手帳は健康記録や予防接種の記録くらいにしか使わないと思っていました。ですが、今回母子健康手帳について調べると、それ以外にも、医療費の一部を助成することができる受診券や助成券が母子健康手帳交付時に支給されたり、子育て支援として、母子健康手帳を提示することで受けられる特典やサービスを用意している地域や企業が多くあったりして、ただ記録をつけるだけのものではないことを知ることができました。自分の母子健康手帳を見て、「母は自分を産んでこういう体調の変化が起きたのだな」とか、「こうして自分は成長してきたのだな、こうやって毎日母やほかの家族が見守ってくれていたのだな」など、改めて家族からの愛を感じました。

日本は今、世界で最も長寿国となっており、同時に世界で最も乳幼児が死なない国です。しかし、この事実の長期化が、多くの国民、特に若年者に生命の大切さを意識させなくなったように感じます。私は、学生が「乳幼児の生命を守る」という保育者の責務を理解する過程において、実態として理解しにくい“生命の大切さを理解する”手段に、学生自身の成長・発達の記録である母子健康手帳について調べる、という今回の課題のようなことは、私たち学生などの若者には親や家族に感謝の気持ちを抱くとともに、生命の大切さや、これからの社会を担う一人の日本国民としての自覚が芽生えるとても良い機会になるのではないのかなと思いました。少なくとも私は、今書いたような生命の大切さなどを改めて感じ、これからの生活などを考え直す良い機会になりました。

(オフィス総合コース 2年)

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