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2021.12.24

戦後から今までずっと使われ続ける母子健康手帳

母子健康手帳はあなたの大切さを思い出させてくれるものであるなと感じました。母子健康手帳について調べるという今回の課題を通して久しぶりに手帳を見てみました。自分の小さい頃はどんなだったかを振り返ることができました。いろいろな記述項目があり、妊婦さんの体のことが細かくかけたり、子供が生まれてからの成長記録が書けたり、それらを振り返ることができるのが便利でとてもいいと思いました。母子健康手帳が日本生まれということに対して、すごいとかんじました。調べてみると、当時は戦争後まもなく、子供たちが栄養失調に悩み、感染症も多い時代だったらしく、妊娠中や授乳中のお母さんが母子健康手帳を持つことでミルクや砂糖を給付してもらっていたということを知り、当時は貧しかったからこそお母さんと子供の健康を守ってあげようと考えられた事がすごいなと感じました。その時代のお母さんや子供がどれだけ救われたかと思うし、この時に作られたものが今でも使われて続けていてこの先自分がお母さんになったとき、安心だなと思いました。母子健康手帳には6歳までの成長記録を記入することができて、6歳以上でも以外でも活用することができるのでとても便利だと思います。記入する項目には妊婦さんが相談したいことや悩みを書くこともできて、妊婦さんの支えにもなっていると思います。さらに中には発育曲線というものもあり、正常に成長できているのかを確認することもできるのでより便利だなと感じました。

大きくなってから病院で水痘にかかったかという事を聞かれたときに母子健康手帳を見直すことも出来たので大人になっても活用することができよかったです。母子健康手帳がもっといろいろな世界に広がっていくといいなと思いました。そして、母子健康手帳を通して、男性の育児参加を促す手段ともなっていて、育児をするのは女性だけではないということを伝えていて、いまだに女性だけが育児をするという概念があるので母子健康手帳を通して男女共に育児をするという習慣が当たり前の国になっていくと良いとおもいました。この授業のおかげで母子健康手帳がどのようなものなのかを改めていることができ、とても良い経験になりました。ありがとうございました。

(食物栄養専攻 2年)

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