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子育てを援助し支えてくれる手帳

母子健康手帳は、妊娠中、出産の経過だけではなく、生まれた後の定期検診や、予防接種の記録としても使われていることが分かりました。幼稚園や小学校へ入園・入学する時、健康診断の参考に使ったり、今までにかかったことのある病気を確認したりするなど、長く使われている大切な手帳だと思いました。｢妊娠｣｢出産｣｢小児｣という時期は、場所や専門の先生も違います。母子健康手帳を持つことで、医療や検診のデータ、これまでに行われた母子保健サービスを1冊で確認することができます。現代では、母子健康手帳アプリが普及していて、手書きで行われていた記入などの作業を効率化し、子育てに必要な情報を簡単に入手することができるそうです。アプリによって、保護者、自治体、医療機関が連携し、地域全体での子育て支援が実現されています。実際に利用している人の声として｢出産関連で不安なときにこのアプリはほしい言葉をかけてくれたし、日々変わる赤ちゃんからのコメントを通してお腹の子に愛着を持てた。｣と言っている方がいて、精神的な面でも支えることができると分かりました。相談できる人がいなくて子育てに悩む人を援助し、支えることができる画期的な手帳だと思いました。社会が変わっていく中で、母子健康手帳も使いやすく変わっていき、子どもを育てる人達の支えになったらいいなと思いました。

（現代幼児教育学科　2年）