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2021.06.11

出産は命がけ

私の祖⺟が⼆⼈⽬の出産をしたとき、⺟と⼦の 2 ⼈ともが危篤状態に陥ったそうだ。どちらか⼀⼈だけしか⽣かすことができないと医師に告げられた祖⺟の家族は悩んだ末に⺟体を助ける選択をした。祖⺟の夫、私の祖⽗はこのとき仕事に出かけており、側で付き添いをすることが出来なかった。祖⺟は⼀命を取り留めたものの、その後体調を崩しやすくなり、早くに亡くなった。今回の調べ学習の為に、⺟に意⾒を求め語られた話だ。⺟⾃⾝も決して楽な出産経験をしていない。ここまで詳しい詳細を聞くのは初めてで、⾝内に起きた出来事だと思うと出産の過酷さをより⾝近に感じる。現在は共働きの家庭が多く、⽗親も育児に参加することが当たり前だ。医療技術の発達により出産時の死亡率は昔に⽐べて低下している。帝王切開という⽅法もある。それでもリスクは必ず存在し、⺟体に傷がつき負担がかかることは避けられない。まだ想像し難いが、⾃分も⼥性の⼀⼈として将来に関係のない話ではない。⼥性が⾝体と精神ともに安⼼して無事に⼦供を出産出来るよう健康を管理し、サポートする為に⺟⼦健康⼿帳は役⽴ち、⼤事であるのだと改めて確認出来た。

(オフィス総合コース 2年)

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