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形に残る思い出

母子健康手帳は、母親と子供にとって、形に残る思い出だと思った。母子健康手帳には、妊婦の健康状態や妊娠中の記録、子供の記録など様々な項目があり、時が経っても振り返ることができる。母親が感じたリアルな気持ちや実際の状況が母の字で綴られている。幼い頃の自分を知るのは、実際に自分が母親となった時の手助けになると感じた。私の母子健康手帳には、母が不安に思っていることや、悩みが書かれていた。妊娠・出産というのは未知な出来事なので、すでに経験した人の手帳があるだけで不安が減ると思った。親から子へ伝わり、それが役に立つのはとても素敵だと思った。

私は、これまで母子健康手帳を見たことがなかった。堅苦しいというイメージを勝手に持っていたからだ。しかし今回のことでこれまで持っていたイメージが変わり、これから役立ててみたいと思うようになった。特に1〜6歳までの日々の様子が書かれている欄を見て、母の苦労を知ることが出来たのがとても良かった。母子健康手帳には、私の日々の様子やかかった病気について、好きな食べ物、苦手な事など、細かなことが沢山書かれていた。とても些細な事でも欠かさず書かれていて少し嬉しくなった。自分の成長が形に残っていることにありがたみを感じたい。

今回母子健康手帳を見てみて、自分の知らない自分を知ることができた。実際に自分が母親になった時、今回の事を思い出して役立てたいと思った。

（ac）