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2022.08.19

母子健康手帳について感じたこと

母子健康手帳が昭和17年に始まってから、母児手帳、母子健康手帳になるまでの歴史を知ることができ、とても良い機会になりました。母子健康手帳の変遷を調べて、昔は出産の状況、妊産婦、出産児の健康記録が書かれているだけだったのが、現在では、身体発達パーセンタイル値、産後の母親の記録欄に精神状態をチェックする設問、今までにかかった主な病気欄を設け、学校保健への連携を考慮するなど、すごく子どもを産みやすい環境になり、安心できる手帳になったなと思いました。また、母子健康手帳の役割については、新生児及び幼児期の健康記録だけではなく、子どもの成長と予防接種の情報のカバーの役割もしていると知りました。妊娠期から乳幼児までの健康に関する重要な情報が一つの手帳で管理されていることで、母親は楽に子どもの健康状態を確認できるので便利だなと思いました。

子どもを授かってからの記録がずっと書いてある母子健康手帳は、子どもが成長し大きくなってからでも見返すことのできるものなので、親にとっても子どもにとっても良い思い出になると感じました。

今回、母子健康手帳について調べるという課題で、本当の母子健康手帳の役割や大切さを知ることができました。自分の母子健康手帳を見る機会もなかったので、今回改めて見返したことで、どれだけ大切に育てられたのかを実感しました。母子健康手帳を考案された瀬木三雄さんはとても偉大な方であり、またこのことは愛知みずほ短期大学に入学したからこそ知れたことなので、保育者を目指す私にとってとても良い勉強になりました。将来、私が母子健康手帳を持つ立場になったときには、一生の宝物になると思います。

(M.Y)

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