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2022.06.13

「母子健康手帳」について調べて感じたこと

瀬木三雄先生が母子健康手帳の考案者で非常に大きな功績を残されましたので、愛知みずほ大学は、「健への教育」をモットー として掲げ、豊かで活力ある健康社会に貢献できる人材の育成を目指し、健への教育に努めていることが分かりました。

全世界で母子健康手帳を使用することにより、乳児の死亡率が下がることが分かりました。母子健康手帳には、妊娠・出産・発育・発達に関する情報が含まれており、母子の情報を専門家やヘルスボランティアが記入することができる。また、母親自身が記入できるものとなっており、 健康教育的情報量の増大と母子の記録の増大によって、母子・コミュニティ・診療施設を有機的に結びつける効果、母親とヘルスボランティアの母子保健基礎知識の向上、情報の双方向性、母親の健康に関する自律度アップなどが期待されており、 母子健康手帳のおかげで死亡率が下がった事が分かりました。戦争直後、非常に高かったわが国の乳児死亡率・新生児死亡率は急速に低下し、世界のトップレベルを維持している。妊産婦死亡率と乳児死亡率の減少は、MDGS. の重要な目標であり、持続可能な開発目標SOGSにおいても、妊産婦死亡率、新生児死亡率、5歳未満児死亡率の減少は重要な達成目標である。母子健康手帳により、日本は死亡率が減少しているので、母子健康手帳は大切だと思いました。

母子健康手帳を手にすることで、母親という自覚が出てきます。記述欄に、その時々の自身や子どもの健康、成長、発達の記録や母親・父親の気持ち、喜びや心配を書き記すことで、家族の子育ての記録として共通理解ができ、母親だけではなく父親も子育てに加わることができるので、とても良い事だと思いました。

(SM)

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