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『母子健康手帳』 について

私はこの課題が出るまで、母子手帳の存在は知っていたが、中にどんなことが書かれているのか、何のために記録しているのか知らなかった。しかし今回の課題を通して、生まれる前の母体の様子や、生まれた時の記録、生まれてから6歳までの成長の記録が書かれていることを知ることが出来た。

その記録の中でも1番印象的だったのが出産の状態だ。妊娠期間、娩出日時、分娩の経過、分娩所要時間、出血量、出産時の児の状態、出産場所、分娩取扱者など、出産時のことが細かく書かれていて、自分は親、医師、助産師に囲まれてこの世に生まれてこれたのだと感動した。記入欄には新生児仮死(死亡・蘇生)といった文字があり、母親の体から生きて生まれてくることができない命もあるんだと思うと、より自分や他の人の命を大切に思うようにしようと考えた。

生産の状態のページの1番下には、医師か助産師からの言葉だと思われる「おめでとうございます」という1文が書かれていて、その言葉を更に重く受け止めてより深く考えた。無事何事もなく生まれてくることができ、それはお医者さんが出産を手伝ってくれたことも大きいが、1番に母親がたくさんの痛みや辛さに耐えてくれたことに感謝したいと思った。出産の時だけでなく、18.19年間ここまで育ててくれた母親には頭が上がらないし、尊敬もする。これからも今までの感謝の気持ちを忘れず親孝行していきたいなと強く考えた。

（MS）