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2021.11.08

母と子の健康を守るために

私は、母子健康手帳の内容について調べてみて、自分が知らないたくさんのことが書かれていることがわかりました。妊婦さんの健康状態や職業とその環境まで書く必要があるのは驚きました。母子健康手帳は子どもが大きくなった後にも必要になるものだと知り、ただの記録帳ではないことがわかりました。実際に母親にインタビューをして、母子健康手帳を通して当時の母の心境や子育てについていろいろな話を聞くことができました。若い母親は子育ての経験がないので知識もありません。子育てに関しては全てが初体験なので自分で調べたり、人に聞いたりしてみるしか情報を得る手段がありません。母子健康手帳には記録以外に「育児のしおり」というものが載せられています。その情報は若い母親などの、子育てに対する不安を抱えている人達にとっての教科書であり、大切な資料なのだと思いました。今回のような機会がないと見ることがないので、自分の出生時の体重や成長の記録を見て「ここまで大きくなれたんだ。」という思いと、母にとても感謝しました。そして、病気や予防接種の記録が残されているので、医療機関との連携の大切さも気づくことができました。記録するものは他にもあり、私の母は育児日記を別で書き残していました。日記には母子健康手帳には書かないような1日の記録が書いてありました。このように2つの形で残しておくことで思い出の量も増えるので、私が母親になった時には記録はしっかりと残しておきたいと思いました。母子健康手帳とは、母と子の健康を守るために作られたものであるので、しっかり記入しないといざとなった時に使うことができなくなります。そういった、自分と子どもの事を考えて「どうせ使わない」ではなく、いつまでも大切にしていきたいです。保育学生として今回自分で調べて学んだことは保育者になった時に、保護者理解を深めるための力になると思うので、これからも忘れず、より知識を得られるように努力していきたいと思いました。私は今回、母親に話を実際に聞いて母子健康手帳について調べました。実際に聞くことで今まで聞けなかった話や、体験したことを知ることができました。インターネットを使うことも大切ですが、人に聞くことも、その場でしか聞けないことがあるので大切だということも学びました。

(現代幼児教育学科 2年)

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