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母子健康手帳って素晴らしい

「みずほ教養演習」の課題として母子健康手帳が取り上げられた際、思い立って子どもの母子健康手帳を探し出して見た。余白にいくつか書き込みがある。「よく笑う」「注射で泣かなかった！強いね！」という具合だ。書いた記憶はないが私の字だ。発育曲線のページを見ると、グラフの上にいくつか丸印が付けてある。体重や身長を測っては、一喜一憂しながら印を付けたことを思い出した。母子健康手帳には、子育ての喜びや不安が込められている。子どもの成長の記録であるとともに、母親が子育てに奮闘した日々の記録だ。そして、この手帳のおかげで、各定期検診、予防接種、小児科での受診など、いつも安心して受けることができた。それぞれ受ける場所や先生が違っても、なにせ必要な情報は一冊の手帳の中に記録されている。母子健康手帳という形でその子の成長のデータがまとめられていることで、医療や健診に一貫性が生まれる。

改めて思う。「母子健康手帳って素晴らしい」。

（水野）