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2021.06.14

人を思いやる気持ちから生まれた母子健康手帳

私は、母子健康手帳の名称の変化についてまず調べました。私はこの事について調べるまで、母子健康手帳は元々違う名称だった事に驚き妊産婦手帳と言う聞き慣れない名称から始まった事を初めて知りました。ただの名称でも言葉が違うだけで手帳の意味が全然違うように感じました。

次に母子健康手帳の歴史について調べ、どうして母子健康手帳が作られたのか初めてちゃんと知る事ができました。昔の人達が妊婦さんのために思考を凝らして作ったということに感動しました。妊婦さんは初めてのことばかりで不安な事もたくさんあると思います。そんな時に母子健康手帳があれば、妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんも健康に育つ、そのようなものを作った方々を私は本当に素敵だと思いました。さらに調べていくうちに、敗戦の混乱の中も妊婦さんのことを考えて行動していたことに驚くと同時に、日本人の人を思いやる力というものを感じました。次に内容の変化について調べました。そこには、確かに内容は変化していましたが、全て子供が健康で安全に過ごせるための変化で、この世界がどれほど子供を大切にしているかが分かった気がしました。最後に母子健康手帳の役割について調べました。この事について調べるまで私は、母子健康手帳の役割についての知識が曖昧だった事に気が付きました。特に自治体によって育児書代わりになるようなページを設けている場合があると知り、改めて母子健康手帳の素晴らしさと妊婦さんへの思いやりが詰まっているのだと感じました。母子健康手帳のおかげで妊婦さんも安心して過ごす事ができると思います。他にも、予防接種の記録をつけられるページもあるので、子供がいつどのような予防接種をうけたのかが後になっても見返す事ができるので、とても便利だと思いました。昭和17年から現在までの長い間どの国でも使われており、妊婦さんのために変わり続ける母子健康手帳の凄さを改めて知る事ができました。

(食物栄養専攻 2年)

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